しかし、この次回予告のみを知っている人は多くても、この後の展開、ましてや何故そうなったのか。さらには本当に城之内が死んだのかどうかまで確認している人は実際どれくらいいるのだろうか。そう思って、今回「城之内 死す」この話とさらにはなぜそうなったのか、さらにはその後の展開である遊戯王127,128,129話について書いていきたいと思う。
まず、127話 城之内死すの1話前のお話
127話「逆転!稲妻の戦士」
この話を見ると、城之内はマリクとの闇のゲームで、キングオブデュエリストを決める戦いの準決勝で戦っていた
既に城之内はマリクのカード「ラヴァーゴーレム」により毎ターン700ポイントダメージを受ける状態、城之内の場にはラヴァーゴーレムを含め、3体のモンスターが場にいる
マリクは城之内の事を雑魚だなんだとひたすらにこき下ろす
観客で見ている海馬は
海馬「あまり追い詰めすぎると、凡骨はなにをしでかすか分からんぞ。城之内の思考は海馬コーポレーションを以てしても解析不能だからな」
相当な野蛮人、城之内
マリクの場にはモンスターこそ存在しないが、見え見えのトラップカードが一枚伏せてある状況
城之内もトラップはひょくも承知の上、しかしドローカードでハリケーンが出なかったので、マリクに攻撃をする
マリク「さぁ、ラヴァーゴーレムの攻撃、ゴーレムボルケーノと高らかに攻撃宣言するがいい」余裕のマリク
城之内「ハッ、攻撃の名前ぐらい自分で決める。いけ、城之内ファイヤー!!!」
このネーミングには観客で見守る遊技たちも失笑
もちろんここでマリクの罠カード発動
場に出ている自分のモンスターを1体、手札に戻し、さらに手札から星4モンスターを1体特殊召喚
ここで、城之内のモンスターにへばりつき動きを封じていた「プラズマイール」がマリクの手札に戻る
正直、この話から見ていた自分はそんなモンスターがいたのか。とちょっと驚き。
そして戻したプラズマイールを再び場に守備表示で召喚
プラズマイールはモンスターとの戦闘では死なないという特殊効果があるため、守備表示で出すことにより、城之内の攻撃を凌ぐ
ちなみにプラズマイールの攻撃力は500
この場で城之内は成すすべなくターンエンド。
マリクのターン
マリク、ドロー、不気味な笑み
永続魔法カード 機械複製術 発動
機械族モンスター攻撃力500以下の同盟モンスターを2体特殊召喚
これにより場にプラズマイール3体出揃う事に
さらには城之内の場にいる2体のモンスターに再びへばりつく
この時、モンスターに電流が流れ、そして闇のデュエルのルールによりモンスターのダメージは同等にプレイヤーにもダメージを喰らう事により、城之内の身体にも電流がしっかりと流れる
ライフこそ削られていないが、城之内には電流による大ダメージ
マリク、ターンエンド。
城之内のターン、ドロー。ギルフォードザライトニング
城之内の場の2体はプラズマイールにより身動きが取れない
どうするか、と頭を抱えた矢先、何かをひらめく城之内
そして手札にあった 天使のサイコロ を発動
天使のサイコロはサイコロの出目の数だけ、モンスターの攻撃力を倍にする
城之内はこの天使のサイコロを、プラズマイールに使用
出目は6、プラズマイールは攻撃力3000に
それと同時に、永続魔法の500以下のモンスターという条件から外れ、2体のプラズマイールは破壊
これにより、城之内の場に3体のモンスター。これら全てを生贄に召喚するは先ほど引いたギルフォードザライトニング
しかし、攻撃力は2800
天使のサイコロの効果により、マリクの場にいるプラズマイールは攻撃力3000
マリクは、無駄死にだと城之内をバカにするが、城之内も負けじと笑い返す
ギルフォードザライトニングの特殊効果、3体生贄により発動可能に
相手の場にいるモンスターを破壊。
これにより、マリクのフィールドはガラ空きに。
城之内「こいつが貴様の息の根を止めるぜ!」
城之内の攻撃が通れば勝ち。攻撃しようとした時
マリク、トラップカード 悪夢の魔境 発動
城之内の攻撃は、城之内に1000LPダメージに。その代わりにマリクは手札を1枚捨てる
この時、マリクは手札にいた神のカード「ラーの翼神龍」を墓地に
城之内、ターンエンド。
マリクのターン
ドロー。再び不気味な笑い
マリク「まったく誤算だったよ。お前ごときに神を拝ませることになるとはな」
観客一同「「「「「「神!!!?」」」」」」
遊戯「ラーの攻撃力は3体の生贄の攻撃力の合計値によって決まるはず。生贄を必要とせず攻撃力を備えた召喚方法はあるのか?」
モクバ「(海馬)兄さま!あいつ神を召喚するつもりだぜ!」
海馬「フッフフ…この準決勝の舞台で真の生贄は城之内、貴様なのだ。ラー攻略の為のな!」
マリク、高らかに爆笑
マリク、先ほど引いたカード、死者蘇生を発動
ついに神のカード ラーの翼神龍 が現れる しかし攻守ともに0
遊戯「神のカードは全ての魔法トラップを1ターンしか受けないはず。マリクには何か手があるのか」
マリク「城之内、褒めてやるよ、このターンでお前は死ぬ」
ラーの翼神龍 第3の能力 ゴッドフェニックス
マリク「LP1000を払う事により、相手モンスターを全て焼き払うのだ」
城之内「?、モンスターを倒せても俺を倒すのは無理なんじゃないか?」
マリク「忘れたか!このゲームは闇のデュエルだってことを!」
チュイーーン
その瞬間、城之内とギルフォードザライトニングを結ぶ光の糸が現れる
マリク「モンスターが受ける苦痛はプレイヤーにも喰らう。たとえLPが残ったとしても貴様の精神は、焼き払われるのだ!!!」
次回予告
やめて!ラーの翼神竜の特殊能力で、ギルフォード・ザ・ライトニングを焼き払われたら、闇のゲームでモンスターと繋がってる城之内の精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないで城之内!あんたが今ここで倒れたら、舞さんや遊戯との約束はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、マリクに勝てるんだから!
次回、「城之内 死す」。デュエルスタンバイ!
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ここまでが、そしてこの流れがあったからこそ次回城之内は死ぬんじゃないか。どうなんだ、どうなってしまうんだ!?という視聴者(当時の子供たち)はハラハラした中で、最後に告げられる「城之内 死す」
この盛大なネタバレに衝撃を受け、そして今日に至るまで、その衝撃は広く伝えられているという事なんでしょう
ちなみにここまで書いた話は「城之内 死す」に繋がる1話前、127話「逆転!稲妻の戦士」のお話
記事が長くなったので「城之内 死す」の話の中身は次に載せます
ひっさしぶりに遊戯王を見ると色々とテンションが上がったり懐かしいBGMやアニメ途中のつなぎの映像とかにも、思わず声が出る懐かしさで見ていて非常に面白いものでした。
個人的には、海馬の発言がツボでした笑
それでは、次回、ついに「城之内 死す」その中身を紐解いていきたいと思います。
次回「城之内 死す」デュエルスタンバイ!
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