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「UNDERTALE」Vol.3 リアルなお母さん トリエル

このゲーム、始まってすぐにあるキャラクターに出会います

その名は「フラウィ」
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いろんな表情もありお茶目なキャラクタ-(後日紹介します)
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そしてその後すぐに現れるのが、トリエルと言うキャラ
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ゲーム内では本当に優しい、それこそお母さんと呼ぶにふさわしい程に主人公を気遣い良くしてくれています

これにはゲーム開発者であるトビー・フォックスが
「『ポケットモンスターシリーズ』や『MOTHER』、『MOTHER2』に登場する母親は、「キャラクターというよりは象徴的な存在」であるように感じられた。そこで、トリエルのキャラクター像は、「自らすすんでお母さんらしくふるまうお母さん」を目指して、また「心の底からプレイヤーのことを気遣ってくれる」キャラクターを目指して作られることになった」-wiki参照-

ゲーム内でのトリエルはまさしくお母さんであり、地下に落ちてきた主人公。右も左も分からない中、この場所での生き方はもちろん住処であったり安心できる環境などを提供し「心配しなくても良い、ここで一緒に過ごしましょう」と優しく言ってくれます


しかし、ゲームの物語はここで終わりでは当然ありません。ましてやこれは序章でありチュートリアル

トリエルは、主人公である自分がこの世界から出たいと伝えると話を逸らしてきます
それでも主人公は何度も「ここから出たい」とトリエルに伝えるとトリエルは急にある場所に向かいます

向かった場所は、トリエルと主人公が今いる場所の出口であり、この地下世界への入り口でした。




トリエルは言います
「おうちに帰る方法が知りたいのね。この先にこの遺跡(トリエルと主人公が今いる場所)の出口があります。その先は地底の世界。一度出ると、中にはもう戻れません。私は今からその出口を壊します。」

トリエルは続けて言います
「この遺跡を出るとあなたは殺されてしまうわ。これはあなたを守るため」

それでも主人公はトリエルに食い下がります

そうするとトリエルは
「そこまで言うのならあなたの強さを私に証明しなさい」

そして突然の戦闘画面

トリエルは主人公がここから出ていくのを私利私欲の為に邪魔してるのではなく、真に主人公の身を案じて出口を壊そうとします。
しかし、話し合いでは決して解決しないと、思ったトリエルは最後の手段として主人公との戦闘を始めます。

ここから始まるトリエルとの戦闘
このゲームの戦闘はいわゆる普通のRPGとは、戦闘システムが異なります(詳しくは前回の記事で 「UNDERTALE」Vol.2 存在する3つのエンディング”中立” ”平和主義” ”虐殺”

このゲームでは3つのルートが存在し、主人公、要はプレイヤーである自分自身の行動で向かうエンディングが変わります

ここでのトリエル戦での主な特徴

トリエルは基本的にこの戦いを望んでいないという表現が、戦闘中各所に見られます
1.戦闘中よそよそしく、目を合わせようとしない
2.口数が少ない
3.主人公がダメージを受けすぎると意図的に相手の攻撃が主人公を避けようとしてくる(自ら攻撃に当たりに行こうとしても攻撃が避けていく





コマンド選択の中に みのがす というコマンドを選ぶと

・にがす
・にげる

ここで にげる を押すと戦闘は普通に終わります。
それこそこの戦いを望んでいないトリエルは戦闘中も必死に主人公に「逃げなさい」と訴えかけてきます

そしてこのトリエル戦は戦闘の終わり方にいくつかのパターンとそれによるセリフの変化があります


この時、普通に倒すと(Nルート)
トリエルは主人公の強さを認め、自分が死にゆく中でさえ「外の世界には気を付けて」と最期まで主人公の身を案じてくれます。
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攻撃をせず、話し合いで解決させトリエルを諦めさせる(Pルート)
主人公の想いを受け止め、戦闘後に主人公を抱きしめ、出口へ送り出してくれます
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全力で殺す、圧倒的攻撃力で1撃(Gルート)
「そんなに私を憎んでいるの...」
「わたしはあなたを守りたくて閉じ込めようとしたけど、大きな間違いだった。守られていたのは外にいるみんなの方だった」
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こうして戦闘はおわり、遺跡の出口を抜けだしここからがUNDERTALEの物語が始まります。

トリエルというキャラは、主人公を守りたい一心で主人公を閉じ込めようとし、出ようとする主人公を阻止しようとしてきました。この時、主人公がダメージを受けすぎ死にそうになると、攻撃の手を緩める事さえしてくる徹底ぶり。

そのトリエルとの戦闘
倒し方によっては、トリエルの命を奪ってなおトリエルは主人公の身を案じ、優しい言葉をかけてくれます。

しかし、だからこそ際立つのが1撃で殺した時。自分が死んでなお優しかったトリエルが今までになかった表情を主人公に向けてくるあの顔。心がえぐられる。

ですが、実はこの優しいトリエルママとの戦闘を終わらせる時、もう1つの描写があります
ちなみに個人的には、さっきの3つ、ましてや1撃で殺し、あの優しいトリエルママに言い捨てられた時よりもゾッとする狂気に満ちた倒し方が存在します。

それが
相手が油断した所を1撃で倒す というもの。

N,Pルートでの戦闘は途中でトリエルとの会話をするシーンがあります。(正確にはGルートでも会話できるシーンはありますが)

主人公がトリエルに「戦いたくない」
そう言い続け、トリエルが攻撃の手を緩める

その瞬間を狙った、完全に虚を突いた攻撃

普通に攻撃すればなかなか倒しづらいほどに普通に強いトリエルもこの攻撃には1撃でやられてしまう
この時のトリエルの表情とセリフ。それはあんなに母として振舞っていたトリエルには考えられないようなモノになります。
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個人的にはこの 油断して殺す このシーンが1番衝撃的かつ心をえぐる倒し方だと思っています


今回はここまで!

このようにUNDERTALEは1体のモンスターを取り上げただけでもさまざまな表情、ストーリーがあります
本当に面白い作品なんで、これからも紹介していきたいと思いますので、今後もぜひよろしくお願いします

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