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かみなりの事を「稲妻」と呼ぶけど、なんで稲の妻なの??


かみなりの事を、稲妻(いなづま)というけどどうして?という部分を今回は掘り下げていきたいと思います
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かみなり、雨が強く降った時や、今から雨が強く降るぞ!と言う時に知らせもしくは前兆のように起きる現象

細かい事を言えばかみなり雲と言われる積乱雲などが...とありますが今回はスルー

なぜ、かみなりを 稲妻 と呼ぶのか

文字を見れば意味やモノの成り立ちを分かったりしますが、なぜ稲の妻?と思ったことはありませんか?
これにはきちんとそう呼ばれるれっきとした理由があります




それは

「雷の空中放電により、空気中の窒素と酸素が反応して窒素酸化物が生成(窒素固定)され、さらに酸素により硝酸に変化する。これらが地上に降下して硝酸塩が生成されることで植物が栄養分として利用できる物質となる」 -wikipedia参照-

難しい感じで書いていますが、平たく言えば

「かみなりが降ることにより、空気中をただよう分子が地面に対して様々な栄養素となるモノに変化し、それが地面に落ちる事により大地に栄養が行き渡る。そして、この現象が起きる事により、その土壌は栄養が豊富となり農作物がより育ちやすい土地になる」


もっとかいつまんで話すと

かみなりが起きるという事は、地面にとっては天然の肥料になる
その土地では農作物が多く育ちやすい土地になる→豊作


この様に、土地にとって、さらには農作物にとってかみなりというのはとてもありがたい現象なんですね

まさに仕事を育てる、支える妻と言ったそういうニュアンスがあって稲妻と呼ばれている

んー、奥が深い。





ちなみにかみなりにも地方によって呼び方が様々あるらしく

かみなり いなづま いかづち ごろつき かんなり らいさま 

なんてのもあるらしく、かみなりは昔は神様が鳴らすものとして「神鳴り」と書くこともあったんだとか。

今回はここまで
またおもしろい雑学があれば、更新します!

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