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ドラベースの感動物語 ミケえもんのホームラン


今回はこちら
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月刊コロコロコミックで2000年~11年まで連載されていた漫画「ドラベース」のお話



見て分かる通り、ドラえもんによく似たネコ型ロボットからいろいろなロボットと人間たちが、ひみつ道具を少しだけ使いながらも野球をしていくという野球物語。


しかし、普通の野球物語にちょっとひみつ道具を足しただけなんでしょ。なんて思っていたら大間違い!

この漫画、中身は個性的なキャラたちの熱いストーリーがぎっしり詰まった、笑って泣けるしっかりとした漫画となっています!



主人公は クロえもん この漫画の主人公でチーム「江戸川ドラーズ」のキャプテンを務めている。
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このクロえもん、通称 クロ が、そしてチームがどんどん大きく強くなっていくのがこの漫画の大筋のストーリー



だけど今回はそうじゃなく ミケえもん というキャラクターに絞って記事を書いていきたいと思います。


と、その前に今回の記事で出てくるキャラクターの簡単な概要を先に説明しておきます。


まずは


ミケえもん
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あるチーム、茜フライヤーズが対戦相手になる江戸川ドラーズの内部破壊の為にスパイとして送り込まれたキャラ

本当はめちゃくちゃ野球が下手(止まったボールすらまともに打てない)だがひみつ道具を使い、激うまプレイヤーとして江戸川ドラーズに入部する


ヒョロえもん
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江戸川ドラーズ1の熱い男

今回のミケえもんの入団によりポジションを奪われてしまうも、ここも潔く引くことの出来る凄い渋い奴


エモル
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茜フライヤーズのキャプテン。今回の騒動を起こした張本人。実際、野球の実力はかなりあって魔球も使えるスーパーピッチャー

性格は、勝利の為なら躊躇しない冷酷さもある。



さて、ここからが物語のお話。


江戸川ドラーズはカブトムシ杯決勝戦まで勝ち上がり、決勝戦、茜フライヤーズ戦を残すだけとなる。


茜フライヤーズのキャプテン エモル はこの大会に勝たないと野球を止めるという約束を自分の主人とかわしているためなんとしてでもこの大会に勝つ必要があった。実際にかなりの実力はあったが、万が一の可能性もあるから。という事で江戸川ドラーズの内部破壊を目的に ミケえもん を江戸川ドラーズにスパイとして入団させることに。


ミケえもんはかなり野球は下手だが、野球の上手いエモルの能力をコピーできるひみつ道具「コピー鈴」を使用し、鳴り物入りで江戸川ドラーズに入団に成功する。


試合には当然勝ちたい、その為にはレギュラー争いがある中で今までの正ファーストの ヒョロえもん との50回のノックボールの捕球数によって決まる実力勝負をすることに






熱血漢で熱い男ヒョロえもんからスタート

1球目でいきなり野球ボールを顔面キャッチするも、「気合が入ったぜ」とここから怒涛の捕球を見せていく。

かなり血だらけ泥だらけになりながらもヒョロはなんとか40球近い結果で終了。


次にミケえもんの番となるが、ミケえもんはコピー鈴をつけているのでどんなボールも難なくキャッチ

結果、ヒョロの頑張った総捕球数を50回を待たず、どころかノーミスで連続キャッチ

この結果にファーストの正ポジション争いはミケえもんに


今まで、共に戦ってきたチームもこの結果にはさすがに動揺を隠せない状況に


今まで、一度も勝てない、そんな弱小のころから共に頑張ってきた仲間として、またヒョロはその性格からチームの中ではムードメーカーとして大きな役割を得ているのもあり、チームにも衝撃が走りましたがここでヒョロは誰に言われるわけでもなく


「チームが勝つためにはうまい奴が選ばれる、オレは勝負に負けただけ、ベンチからしっかり応援するさ」


と潔くポジションを譲るという男気を見せる。



今まで共に頑張ってきた、ヒョロが下がるという衝撃はありつつもここまで上手い選手が入ってきたという事に江戸川ドラーズは確かに喜んでいました。

そのままカブトムシ杯まで行くかと思いきや、あることを機に、ミケえもんの不正、コピー鈴の使用がバレてしまう事に。
さらにはミケえもんの正体は相手チーム、茜フライヤーズのスパイだったこともありミケえもんはチームから当然、追放処分されることに。

それからすぐにヒョロはまたファーストとしてまたすぐに戻ることに。

それから大会までの間、いろいろと練習の日々が続きました。
相手選手のコピー鈴を持っているという事もあり、相手キャプテンでありエースピッチャー、そして魔球使いのエモルの魔球ボール対策もそこから練習に盛り込まれることに。

その頃、追放されたミケえもんは1人で野球の練習を始めます。

ヒョロが外でランニングをしていると、木に紐で吊るしている止まった状態のボールにバットを振っているミケえもんを見つけます。
しかし、ミケは本来野球がもの凄く下手くそで、止まっているボールにすらバットが全く当たらないという程。

それでも諦めずバットを振り続けるミケ 
それを見ても あんな奴のことなんか知るか。と無視をしてまたランニングし始めるヒョロ

そんな日々が繰り返される中、ある日ミケはやっとボールをバットに こつん と当てます。
しっかり当たった訳でもない本当にかすり当たりぐらいでしたが、それはミケが大好きな野球を諦めず、来る日も来る日も努力した結果のものでした。

その姿を実は見ていたチームはミケの努力を買って、改めて江戸川ドラーズの一員として迎え入れることとなります。






そんな日々があり、ついにカブトムシ杯決勝戦 茜フライヤーズ戦の日がやってきました。

当日の試合になると、案の定、相手の魔球を前にヒットは全く出ない状況に。

だが、江戸川ドラーズはミケが元々茜フライヤーズの一員という事から相手の弱点を教えて貰う事に

しかし教えて貰った弱点はことごとく攻略、どころかしっかりと打たれていきます。
それこそ相手チームが 「スパイ、ご苦労さん」と言ってくるほどに

これにはチームもミケに疑いの目を向けます。
ミケは 自分は嘘をついてない、本当にこれが弱点なんだ、僕はドラーズの一員なんだ! と訴えます。

しかしその実、ミケは嘘をついておらず、このミケが相手チームに自分たちの弱点を教えてしまうという事を事前に予測して、茜フライヤーズのチームメンバーが弱点をたゆまぬ努力により克服しているという事だったのです。

その作戦が見事に功を奏し、またもやドラーズのみんなはミケに疑いをかけていきます。

茜フライヤーズの次の打席
相手バッターの弱点をミケはピッチャーに言います。

最早、ミケの言う事には半信半疑の状態のピッチャー

しかし、この時バッターは確かに打ち損じます。平凡なファールフライ。


「俺は信じていたぞ!ミケ!!!」


その声と同時にヒョロがファールグラウンド、さらにはベンチに突っ込みます


ベンチは大惨事
突っ込んでいった結果、ボールは確かにキャッチしておりアウト

しかしそれと同時にヒョロは試合続行不能の怪我を負います。

突然の怪我で、ファーストが居なくなってしまった!どうしよう!と焦るチームとミケ

しかし、そこでヒョロはミケにファーストを任せ、治療の為、会場を後にします。

かつてはひどい事をしてしまった相手(ポジション争いで不正に奪った)に、誰も信じてくれなくなっていた状況でも唯一信じてくれたヒョロに託されたミケは、強い気持ちを胸にファーストにつきます。


しかし、あの下手くそのミケが守ると分かると茜フライヤーズは大喜び

あの球拾いのミケが!?と口を揃えてバカにしてきます。
キャプテン エモル もこの始末
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そこからは見事に茜フライヤーズはミケが守るファーストを徹底的に狙います。
ミケを狙ったボールにミケはボコボコになりながらも「絶対に負けるもんか!」と強く意気込みます

しかし、その結果茜フライヤーズは3得点してしまう状況に

その後は守備に慣れたのか、そのまま回を重ね、最終回を5対3の状況で江戸川ドラーズは負けているという状況

だけどランナー2人を背負ったチャンスに

大きなチャンスにみんなはこの流れを掴みたいと思い、次のバッターを確認すると

そこには顔色が終わっているガチガチに緊張したミケの姿が
ついこの前まで全く打てない、なんなら最近やっとバットにボールを当てたのも静止したボールにカスあたり

さすがのチームもこれには察して、このチャンスを最悪の形だけにはさしてはいけないと、みんなでミケをなだめます。

「緊張しなくていいぞ~」
「落ち着いていけ~」
「アウトでも誰も怒らないからな~」

ものすっごく緊張していたミケもこの言葉に安堵します。

「そうか、自分にはみんなそんなに期待してないし、別にアウトだっていいんだ、気楽にいこう」

そのままバッターボックスにミケが立つと相手のピッチャーエモルも

「こんな下手くそに打てるわけがない」

と余裕をみせ簡単にストライクを取っていきます。
最早そのボールに怖気づいて、バットも振れない始末のミケ






しかし、ここである男がタイムをかけます。
それは怪我の治療で会場を離れていたヒョロ

腕には包帯を巻いている姿でベンチからミケに こっちにこい と声を掛けます。

なにか、いいアドバイスをくれるんじゃないかと走ってくるミケ

その瞬間、ミケの身体がぶっ飛んでいくくらいの力で思いっきりミケを殴るヒョロ

そしてミケに言います

「なにをボサっとしてるんだミケ!!!お前がこの試合を決めてくるんだろうがッッッ!!!」

いきなりの喝に驚くミケ

その言葉を聞きすぐにバッターボックスに戻る

そしてエモルが 「これで終わりだ」 と魔球ボールを投げてきます

その時、ミケは過去を思い返します。
それは、ヒョロとではなく、初めて好きな野球を始めた時の事

そこにはエモルの姿がありました。

かつてミケは自分が下手くそだからと、エモル達がやっている野球を見ているだけでした。
その時に1番上手だったエモルに憧れを抱いてました。

そうやって野球を見ている日々の中、ある日エモルに言われた


こっちに来ていっしょに野球やろうぜ。
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その言葉を思い出すミケ

そしてそれは散々チームを苦しめてきたエモルの野球を、エモルの投げる球を、エモルの魔球を一番間近で見てきたという事

エモルの投げた魔球は、ミケのバットに当たりその球はそのままバックスクリーンまで
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結果、ミケはエモルの魔球を逆転ホームランという形で、チームの勝利を飾る形で打ち返します。


この結果にミケは動けず棒立ちの状態に。


「なに突っ立ってんだッ!早く走ってこい!!!」

ここでまたヒョロの喝によりミケはそそくさと、嬉しそうに泣きながらミケはホームベースを踏みチームは優勝をすることが出来ました。



さて、どうでしたでしょうか。
これが今回、自分が感動したドラベースのミケえもんのお話

この後はエモルとも和解し綺麗に終わるという決して後味も悪くない良い感じに終わりを迎えていきます。


かつてエモルに憧れチームに入るも、球拾いに
その後はスパイとして送り込まれるも失敗し、戻るに戻れず
それでも大好きな野球を諦めずに努力していた先で出来た本当の仲間

そして最後の最後に、このミケの今までを清算するかのような超劇的逆転サヨナラホームラン

今回の話は本当に読めば読むほど胸が熱くなる本当にカッコイイ話だったと思います。

ヒョロの男気がまたとんでもなく良い味を出してきていますね。


実は、自分人生で漫画はあまり買ってこなかった方なんですが、このドラベースはつい最近全巻まとめて一気に大人買いした、持っている数少ない漫画の1つになっています。

もともと小さいころに月刊コロコロコミックを読んでいた時から好きだった漫画だったのと、まさにこの話を久々にふらっと古本屋で立ち読みしたのを機に、また読みたい!!!という想いがぶり返してきてまさかの大人買いをするという。笑

ちなみにこの漫画こんな風に感動するシーンが多くあるしっかりとした王道野球漫画といえる作品になっています。

確かに世界観から多少はひみつ道具とかSF(すこしふしぎな)設定ではありますが、とてもいい漫画です。






ぜひ、読む機会があればご一読を!

ps
つい最近と言いましたが、いっても読んだのは1,2年前だったりします。
なので正直内容といい順序といいめちゃくちゃの可能性があります…
もしかしたら無いセリフもテンションが上がって脚色している可能性が...

実家にあるのですぐ読み返すことができないのですが、出来次第きちんと内容があってるか確認、違っていれば、修正しようと思うので話がおかしくても、こういうストーリーなんだ。と大まかに楽しんでもらえればと思います。

読み返したときは、バージョンアップしたいと思うのでその時をお楽しみに!
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