0コメント

数字の桁の呼び方、無量大数は知ってるけど、涅槃寂静ってなに?ついでに海外の桁の読みも


今回は「数字の桁」について
41999.png
みなさん、”無量大数”という言葉をご存知ですか?
知らない方も多いと思いますが、この言葉を知っている方もそれなりに多いと思います。

じゃあ”涅槃寂静”って知ってますか?

自分もまったく分かりません。(笑)

しかし、話の流れ的に分かる人は分かるはず。よくよく考えればそっちがあればそっちもあるか。と

ってことで今回は数字の桁の呼び方を
(ちなみに”乗”は0の数と思ってもらえれば大丈夫です、10の8乗で1億です)

41782.png
一、十、百、千、万、億、兆 とここまでは誰もが知っているはずですし、大体想像のつく範囲かと
国家予算とかで大体○○兆円とかだと思います。

さぁ、ここからが本番。

京(けい)16乗
垓(がい)20乗
𥝱(じょ)24乗
穣(じょう)28乗
溝(こう)32乗
澗(かん)36乗
正(せい)40乗
載(さい)44乗
極(ごく)48乗
恒河沙(ごうがしゃ)52乗
阿僧祇(あそうぎ)56乗
那由他(なゆた) 60乗
不可思議(ふかしぎ) 64乗
無量大数(むりょうたいすう)68乗

これが正数、いわゆる1,2,3...と普通に数えるときの数の上限の桁ですね
無量大数、これは実際に使われてないらしく、仏教でも無量大数という言葉を用いる(らしい)ですが意味は
「それぐらい膨大な数のもののことですよ」という意味合いぐらいとのこと




一説には砂漠の砂粒を1粒ずつ数えたとしても、桁だけで言えば”𥝱(じょ)24乗”にも満たないとか
さらにさらに、この空きらめく星の数を数えたとしても”垓(がい)20乗”の桁ほど

まぁ、これはもちろん本当に数えたわけでなくあくまで、計算、概算なので本当かどうかじゃなく、某水曜9時の要領で聞き流してもらえれば。

さて、正数の次は小数
野球の打率の時に”◯割◯分◯厘”という表現を使いますが、その厘(りん)という風に上の次は下にいきます。


分(ぶ) -1乗
厘(りん) -2乗
毛(もう) -3乗
糸(し)  ‐4
忽(こつ) -5
微(び) ‐6
繊(せん) -7
沙(しゃ) -8
塵(じん) -9
埃(あい) -10
渺(びょう) -11
漠(ばく) -12
模糊(もこ) -13
逡巡(しゅんじゅん) -14
須臾(しゅゆ) -15
瞬息(しゅんそく) -16
弾指(だんし) -17
刹那(せつな) -18
六徳(りっとく) -19
虚空(こくう) -20
清浄(しょうじょう)-21
阿頼耶(あらや) -22
阿摩羅(あまら) -23
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)-24

出ましたね、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
今後の人生でもう2度言わない言葉ランキング上位に入ると思います涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)

正数は4乗ずつ上がるに対して小数は1乗ずつ下がっている。
とはいえ、一つの桁ごとに1/10ずつ下がっているからもの凄いですが…





どうでしたでしょうか?
今回の記事でまたみなさんの雑学が増えればいいな!と思ってます!それでは!


と、本当はここで止めようと思ってましたが、どうせなら海外はどうなのか。もついでに調べることに
42000.png
海外の単位は10の〇乗とは言わず、10の〇ベキ乗と読むとのこと

なんのベキ?

さて、それではまずは正数

単位 読み 10の〇ベキ乗
da デカ 1
h ヘクト 2
K キロ 3
M メガ 6
G ギガ 9
T テラ 12
P ペタ 15
E エキサ 18
Z ゼッタ 21
Y ヨッタ 24

ゲームなど好きな方、会社などでデータを扱う方、最近じゃスマホの要領の意味でもGB(ギガバイト)TB(テラバイト)って聞きますよね
ちなみに、海外は3乗ずつですね、そういえば海外のお金の,(カンマ)の場所も0が3つ単位だったか

次に小数

d デシ -1
c センチ -2
m ミリ -3
μ(mu) マイクロ -6
n ナノ -9
p ピコ -12
f フェムト -15
a アト -18
z ゼット -21
y ヨット -24

聴き馴染みのある、デシ、センチ、ミリから、最近洗剤のCMでもよく聞く”ナノ”という単位はここまで小さいのか。




しかも不思議なことに海外は単位の最上位から2つは大文字小文字の差で表記記号は同じという。。。
それとも大文字小文字の違いは海外にとってはしっかり意味のある違いなのでしょうか。。。
もちろん読みも違いますが

ちなみに海外ではこんな読み方もありますよね

単位  ベキ乗 読み
one
ten 1
hundred 2 ハンドレッド
thousand 3 サウザンド
million 6 ミリオン
billion 9 ビリオン
trillion 12 トリオン
quadrillion 15 クァドリリオン
quintillion 18 クインテリオン
sextillion 21 セクスティリオン
septillion 24 セプティリオン
octillion 27 オクティリオン
nonillion 30 ノニリオン
decillion 33 ディシリァン
undecillion 36 ...
duodecillion 39
tredecillion 42
quattuordecillion 45
quindecillion 48
sexdecillion 51
septdecillion 54
octodecillion 57
novemdecillion 60
vigintillion 63
centillion 303

ミリオネア!とかビリオネアとかぐらいは聴き馴染みあるかなと

出来るだけ、正しいのをお届けしたいと思い(大概情報めちゃくちゃな記事も多いかもですが...)
発音をきちんと検索したうえでしましたが、36乗以降の発音が見つからないので断念。

それほどそもそもの登場回数のない数字なのはGoogle先生に教えて貰うことができました。(笑)

ちなみに63乗から303乗になぜ飛ぶかはもちろん謎です。




と、言うことでここで今回の記事は本当に終わりです!

本当に検索してみると新たな発見ってあるもんですね。
まぁこれってあくまで、日本と海外、まぁ欧米限定みたいな感じなので中国とかならイー、アル、サン、スー...とかなので、まだまだ世界の数字の読み方だけでも暇はつぶせそうですね。(笑)

それではまた気が向いたら、記事書こうと思います。バイバイ。

この記事へのコメント