先日、クレヨンしんちゃんの主人公 野原しんのすけが声優 矢島晶子さんが降板することになってしまって数日。
前々からしたいと思っていたクレヨンしんちゃんの映画レビューをしていきたいと思います!
ちなみに映画は全部見ました。(笑)つい最近DVDですべてを
その中で自分が感動したのを、ランキングで1つ1つ丁寧に紹介していきます!
それでは、クレヨンしんちゃんの映画感動(個人的主観による)ランキング
栄えある第1位は…

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲
まぁクレヨンしんちゃん映画を知ってる人は当然、あまり知らない人もここまで有名な作品は正直言って、なんら物珍しくもなくなんなら、説明不要の超感動の超名作ですね。(笑)
順当過ぎて不思議0とも言えるでしょう。自分も正直全作品見直しましたけど、やっぱり1位2位は不動であり順番は前後しようともこれなんじゃないかと。
ここまで有名なので、完全ネタバレのオススメ全開でいきます。
さて、この物語のあらすじは
時代は万博が行われていた時代。作中でも太陽の塔や月の石を並んで見るといった描写もあります。とても賑わっていて主人公の両親2人も当然大盛り上がり。童心に帰っておもちゃを見ては喜びおもちゃを買って帰ります。
家に帰って日常に戻っていました。ところがある時点を境に急に両親は人が変わります。今までずっと仲良くバカやっていた理想の家族のような家庭が急にネグレクトや育児放棄のような事をし始めます。
しかしこれは決して野原家だけの問題ではなく他の家庭でも同じようなことが起きていました。
そしてしんちゃんと友達で結成した春日部防衛隊でこの原因を探ろうと奮闘します。向かう先は万博。
向かう道中に、豹変した大人たちがしんのすけ達の進路を妨害し始めます。しかし妨害の仕方もいたって子供のようなやり方で母みさえも少女アニメのコスプレの恰好をして現れたりします。 (ちなみにここのカーチェイスにおけるまさお君の豹変ぶりは有名ですね(笑))

そしてなんとか大人の手を掻いくぐり万博に潜入。
そこで何とかしんのすけは父ひろしと相対します。当然ひろしも周りの大人たちと同じく子供化してしまっています。
しんのすけが問いかけます
「父ちゃん、おらがわかる?」
「知らないよ、だれ?」
「父ちゃんは父ちゃんだぞ」
「知らないよ、変な子!!」
この時のひろしは完全に子供になっており、描写自体も父ひろしの幼少期、まさにしんのすけと同い年くらいになっています。だからこそ純粋にしんのすけを知らない子と思っています。
しかしここでしんのすけはひろしの靴を奪って無理やり鼻にもっていきます。いかにもギャグアニメっぽい展開らしく臭いで有名なひろしの足の匂いを嗅がせる。しかしこの行動こそがこの物語の本質を覆す意味のある行動でした。

そこからひろしは回想シーンに入ります。

それはひろしが子供の時の記憶から始まります
自転車に乗った父の背中に揺られ釣りに行き、成長していく。出会い別れ、会社で働きそこでみさえと出会い、しんのすけが生まれ、来る日も来る日も大変な仕事の中、家族が帰りを待つ家に帰り、家族のために頑張る。そして自分が大人になった今、改めてしんのすけを背中に自分が自転車を漕ぐ。かつて自分がしてもらった父親を今度は自分がしている。
そういった回想シーンを得て、ひろしは泣きながら正気を取り戻します。
正気を戻したひろしはみさえも同じ方法で復活させ、家族で今回の事件の黒幕を倒しに行く決意をします。
東京タワーにたどり着いて黒幕がエレベーターで最上階にある装置を使い、完全に世界を変えようとします。そしてそれを家族で阻止するところが物語のクライマックスシーン。途中ひろしが相手に諭されますがひろしはこれを即答で
「ない、俺は家族といっしょに未来を生きる」
東京タワー最上階にある装置にしんのすけたちは階段を上ります。家族それぞれが助け合い繋げ、最後にしんのすけ1人になります。そこからは階段を怒涛の勢いでひたすらに登っていきます。ただ階段をひたすらに、がむしゃらに。
ここで、絵がどんどん変わっていくのですが、迫力がかなりあるとてもいいシーン。



しかし先に着いたのは黒幕の方、相手も階段を気にしたがしんのすけの姿はありませんでした。
そして装置に向かおうとした瞬間、ボロボロの満身創痍のしんのすけが黒幕の足に捕まります。
すぐにのけられてしまうのですが、またすぐに捕まえにいきます。それも払われる。それぐらい体力も無くなってしまうぐらいのボロボロ

しかしこの行動に多くの人間が心を打たれます、一部始終はすべて監視カメラによりある特定の場所に流れていました。それを見ていた人たちの心を打ち、あるものをエネルギーとした装置を機能させなくしてしまったのです。
そしてしんのすけたちは黒幕の野望を打ち砕き勝利しました。
その後黒幕は、東京タワーの上から飛び降り自殺を図ります。
だがそこでしんのすけの放った
「ずるいぞっ」
この一言とその時たまたま鳩が黒幕たちの視界を遮り、自殺を阻止します。
しんのすけの放った言葉の意味、鳩がたまたま現れた意味
しんのすけは単純に、バンジージャンプでもして遊ぶのが羨ましいと思っての発言でしたが、この言葉の意味をどう捉えるかは見てる人次第。
こうして、街は平和に、みんなは元通りに戻りエンディング。
なんていい作品なんだ。
今回物語をざっくり紹介した中でこの2つがこの中であるガチ泣きシーン。
90分映画の中でこのシーンはたかだか10分あるかないか。しかし全てを見たことあるなら、いやなにも知らなくてもこの数分を見ただけで確実に涙がこぼれます。確実に。ほんと絶対に。
この話は本当にどの世代にも必ずぐっと来るものがあると思います。
子供たちはしんちゃんのひたむきな頑張りに感動すると思いますし、大人は、、、もう、ねぇ?涙
この作品を見ると自分の家族というものが欲しくなります。
今現在、家族がいる人たちにはその大切さを再認識できると思いますし、明日からも頑張ろうと絶対に思えます!
映画の感想というよりは、あまりに有名な話をただ垂れ流しただけみたいになってますが、これは本当にオススメ
なにより数あるクレしん映画における1位です!!主観ですが!!(笑)
何回見ても泣けるので、久しぶりに見てみる、これを見て興味が湧いて見る。そういう人がいれば嬉しいな。
さて次回は2位のあの作品のことを書きます!まぁみなさんの予想通りです。ここまでは正直誰もが思うことで全然、オリジナリティの着眼点とかはないかなと思います。
本当に好みというか、感想とかが分かれてくるのは4位くらいからだと思いますね。1位2位はもはや殿堂入りに近いかも。
それでは!
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