
先日、大阪で現在開催されている
「ジブリの立体建造物展」に行ってきました。
絵の素晴らしさはもちろんのこと、それを見るだけでまたストーリーやキャラがフラッシュバックしたり、それと同時に頭に浮かぶ名曲の数々。あぁ、ジブリ作品好きだ。そう改めて思う場所でした。
今回は立体建造物展でありあまりキャラクターはいなかったのですか、いろいろと作品を作るにあたった想いや製作背景なんかもあってそれを見るのも面白かったです。
その中で、いろいろ書いてある文字を読んでいく中である言葉が自分の眼に飛び込んできました。
迷子になろうよ。いっしょに。
この言葉は千と千尋の神隠しでコピーライト、平たく言えばキャッチコピーの中で候補に挙がったがボツになってしまったワード。

ボツになってはいましたがこの一言にものすごく自分の中では引きこまれるものがあったので今回は、キャッチコピー集を載せようと思います。
少女の愛が奇跡を呼んだ。 「風の谷のナウシカ」1984
ある日、少女が空から降ってきた・・・ 「天空の城ラピュタ」1986
このへんないきものはまだ日本にいるのです。たぶん。 「となりのトトロ」1988
4歳と14歳で、生きようと思った 「火垂るの墓」1988
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。 「魔女の宅急便」1989
私はワタシと旅に出る。 「おもひでぽろぽろ」1991
カッコイイとは、こういうことさ。 「紅の豚」1992
タヌキだってがんばってるんだよォ 「平成狸合戦ぽんぽこ」1994
好きなひとが、できました。 「耳をすませば」1995
生きろ。 「もののけ姫」1997
家内安全は、世界の願い。 「ホーホケキョ となりの山田くん」1999
トンネルのむこうは、不思議の町でした。 「千と千尋の神隠し」2001
猫になっても、いいんじゃないッ? 「猫の恩返し」2002
ふたりが暮らした。 「ハウルの動く城」2004
見えぬものこそ。 「ゲド戦記」2006
生まれてきてよかった。 「崖の上のポニョ」2008
人間に見られてはいけない。 「借りぐらしのアリエッティ」2010
上を向いて歩こう。 「コクリコ坂から」2011
生きねば。 「風立ちぬ」2013
姫の犯した罪と罰。 「かぐや姫の物語」2013
あなたの事が大すき。 「思い出のマーニー」2014
これがラインナップですね

素敵ですね、胸打たれるものも多くあります。
個人的に一番好きなジブリ作品が 紅の豚 なんですが好きな理由が
とにかくカッコいい。それと飛行艇のギャングの奴らもなんだかんだ気持ちのいい奴らなんですよ。笑
そのキャッチコピーが、カッコイイとは、こういうことさ。
しびれる。笑

ジブリ映画に純粋の悪があまりいないイメージがありますが、本当はいるのだとも思うけどそこはジブリ映画の見た後にくるあの暖かい気持ちがたぶんその気を紛らわしているのかも。。。
どうでしたでしょうか、コピーライトというのは実は奥が深くてですね、その使命の一つに全く興味のない人間の興味をどれだけ引き出せるか。というのがあります。
確かに、この中で知ってる作品は当然ながらこのコピーライトを見ただけで見たいな!また見直そうかな?と思える作品が多くあると思います。
いまだに金曜ロードショーでやっても視聴率が確実に取れる不朽の名作揃い。
その中に、映画ではなくポスターに書かれる何気ないコピーライトにもまた暖かいものがあるんだなと知ってもらえたらよかったかな?と思います。笑
生きねば。
今日はここで終わります。
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